当塾について

はじめまして。
Ｍステージ個別指導塾の塾長、野際　雅史（のぎわ　まさし）です。

私はこれまで家庭教師派遣会社のチーフアドバイザー、学習塾教室長等の経験を経て
約３，０００人の生徒たち一人一人に個別指導をして参りました。
こういった仕事で関わる子供たちですので、大半の生徒は勉強が嫌い。
中にはこんな子もいました。

学校には行かず、ゲームばかりやっている不登校の男の子　Ａくん
学校には行かず、いじめをきっかけに不登校になった女の子　Ｂさん
普段は明るい笑顔を振りまいているのに、手首に不自然な傷のある女の子　Ｃさん
中でもショックだったのは、
ホームレスの男性に暴行を加え、死亡させてしまった男の子　Ｄくん

みんな何かを抱えている子たちでした。

３，０００人の生徒のうち、一体何人の子がこういったことを抱えていたと思いますか？

私の経験では、なんと最低でも１００人です。Ｄくんの例は幸い他にはありませんが、
未熟な私よりも観察力の優れた大人が同じ３，０００人と対話をしていれば、
もっと多くの「何かを抱えている子」を発見できたのかもしれません。

もしも自分のお子さんに、ある日突然こんな相談を持ちかけられたら
どんな言葉をかけてあげますか？

「学校やめてもっとゲームやりたい」⇒　「学校に行かないと将来困るよ」
「テスト０点だった」　⇒　「何考えてるの！ちゃんと勉強しなさい」
「わたし自殺しようと思う」⇒　「待って、私の話を聴いて」
「誰か殺してやりたい！」　⇒　「ちょ、ちょっと、落ち着いて！」

誰でも突然のことに驚き、そんな感じで相手を案じると思います。
私も家庭教師の当時、勉強をやらない子には「やった方が良い」と訴えるばかりでした。
それで変化のある子もいますが、そうでない子が多いのです。
どうにかして彼らに気づいてもらいたい。そう考えていたある日、
ふとあることに気がつきました。

Ａくんはなぜ学校に行かないんだっけ？
もしかして０点で１番ショックだったのはＢさん自身？
Ｃさんは話を聴きたいのではなく、聴いて欲しいのではないのか？
本当に落ち着ちつく必要があったのはＤくんではなく、突然のことに混乱した・・自分

今まで私が訴えてきたことは、全て私がしてほしいことばかりで
彼らがしたい（してほしい）こととは違っていたということです。

その時から私の価値観が大きく変わりました。
生徒たちみんなは、私のことを「この人は理解してくれない」と思っているだろうな。
カン違いを許してもらえないかもしれないけど、あやまらないと・・
そして関わってきた何軒もの家庭にひたすら電話をかける決心で受話器に手を伸ばしたのです。

現在、いじめや学習における様々な問題は、多く報道されています。
数年前とは違い、SNSの普及により学校の実情をよく知ることが出来るようになりました。
しかし、多くの大人が気づかないところで、
「何かを抱えている子」たちは満ち溢れてしまっているのです。
Ｍステージでは勉強はもちろんのこと、
生徒さんとの個別対話をする時間も多く取ることができます。
だからこそ、学校生活はもちろんのこと
、一生において必要な自主行動、忍耐力、目標意識、自己コントロール
あらゆる精神を身につけることができるのです。

有名進学高校を目指すような塾ではありませんが、
どんなに勉強が苦手な生徒さんでも底上げできます。
そんなに簡単に苦手を変えられるのか？と思われるかもしれませんが、自信があります。
なぜなら私の武器は３，０００人との出会い。そして、
当塾の商品は「やる気」と「自信」であるからです。